第23回中国国際光電博覧会9月16日から18日まで、深セン国際会展センターで開催された。鳳凰光学は半世紀以上の歴史を持つ光学企業として、完備なビジョンソリューションと製品を備え、今年も新しい姿で登場した。
5G通信技術の普及により、IoTの進化と発展は飛躍的に進んでいる。鳳凰光学は「IoTは生活を繋ぎ、知恵は未来を導く」をテーマとし、スマートホーム、自動車、スマートシティー、セキュリティ、産業自動化、精密製造など各分野の製品を使用環境に応じて展示した。サプライチェーン一体化への整備能力と強い工程技術能力を備え、鳳凰光学は顧客に光学コンポーネント、精密金属部品、光学レンズ、カメラモジュール、スマートコントロール、アルゴリズムを含めて完備なシステムソリューションを提供している。そして、鳳凰光学は産業用マシンビジョン分野における最新の研究開発成果「国内初の1億画素産業用レンズ」を発表した。
オートモーティブカメラの応用
自動走行の発展と自動車インテリジェンスの強化と伴い、鳳凰光学は数年間で戦略的に車載市場に参入した。長年の研究と革新を通し、車載用レンズの研究開発と生産技術で豊富な経験を積み重ねてき、IATF16949などの国際システム認証も備えている。鳳凰光学は充実した製品ラインアップ（フロントビューADASレンズ、サラウンドビューレンズ、キャビンモニタリング、バックビューレンズを含める）を備えているだけではなく、国内外のTier1及びSOC企業との良好なパートナーシップも築いている。車載領域での製品ラインアップを直観的に展示するため、鳳凰光学は車載ビジョン製品を自動車モデルに置いて展示し、全会場の注目を集めた。
スマートホームにおける視覚システム
近年、視覚技術やAI技術を搭載した家電製品が急速に発展し、マシンビジョン技術に基づいたインテリジェント製品がますます豊富になっている。スマート家電は通常のホームセキュリティモニタリングだけではなく、製品の便利性とインテリジェンスを改善し、ユーザーの満足度の向上を目指す。スマート家電のカメラモジュールは視覚技術でディープな画像情報を取得しながらモノのの3Dデータを分析し、スマートホーム製品のインテリジェンスを大幅に向上させる。今回の博覧会で、鳳凰光学は冷蔵庫用カメラモジュールとオーブン用カメラモジュールを展示した。冷蔵庫カメラモジュールは2M画素、耐低温性の特性を備え、カバーケースでレンズの曇りを効果的に防ぎながら、冷蔵庫内部状況を記録することができる。オーブンカメラモジュールの最大動作温度は80°C/最大保管温度は150°Cで、オーブン内の調理状況が一目でわかる。
パブリックエリア向けのスマートセキュリティレンズ
セキュリティは、鳳凰光学が最初参入した分野であり、セキュリティレンズ及びITSレンズの市場シェアも年々に増加している。革新的な研究開発能力と先進的な非球面レンズ設計製造能力をコアコンピタンスとし、近年開発されたスーパースターライトフルカラーレンズシリーズは業界の先頭に立つ。今回展示したセキュリティレンズは大口径?高画素?多焦点距離範囲の特性を備え、スマートセキュリティ?スマート交通?アクセスゲートなどの幅広く分野で利用できる。
スマート工場向けの視覚システム
BMC100LCDデジタル顕微鏡は人間工学に基づいて設計し、美しい外観と優れた光学システムを完備している。鮮明な画像と頸部の疲労を避ける設計の特性を持っている。
マシンビジョン分野の発展は、主に産業インテリジェンスの発展に伴っている。近年、スマート製造に注目が集まり、多くの製造業企業は変革と更新直面する。マシンビジョン技術は正に産業スマート化の重要なポイントである。この市場環境の変化に応じ、鳳凰光学は関連分野で優秀なR＆D人材を採用し、設備投資も増加した。フルシリーズのマシンビジョンレンズラインアップと一部のハイエンドカスタマイズモデルを展示し、この機に国内初の1億ピクセルの超高画素産業用レンズLDシリーズを発表した。このLDシリーズは、各高解像度カメラや5um 8Kラインスキャンカメラに適し、超低歪曲?大口径の特性も備えている。ディスプレイパネル、リチウムバッテリー、印刷、太陽エネルギー領域の欠陥検出と、一眼レフカメラなどの分野も適用できる。
精密製造へのサポート
金型センター、コーティングセンターと光学検査センターは鳳凰光学の需要な工程サポートセンターとして、光学製品の性能や品質保証をサポートする。鳳凰光学は、50年以上の光学冷加工、機器加工、表面処理の経験と成熟した技術を持ち、マルチシステム認証を取得しており、多くのグローバル企業に光学レンズ部品と金属部品のOEMサービスを提供し続けてきた。コーティングセンターは、DLC＆HD＆AR＆IRのコーディングや親水性?疎水性コーディングなど高難度の課題解決に携わっている。光学検査センターとTaylor Hobsonコラボラボ―は、光学部品?光学レンズ?金属部品?顕微鏡の部品テスト及び機械全体の性能テスト、材料組成?要素テスト?測定器の校正及び信頼性テストなどのサービスを提供している。
今回の博覧会で、鳳凰光学は斬新なディスプレイ方法と豊富な新製品を通し、会社の開発成果を顧客の方々に展示した。自動車?IoT?スマートデバイス分野の完備な製品とソリューションを持参し、鳳凰光学はIOT関連分野に積極的に参入している。レンズ?モジュール?製品の開発ペースを加速し、各領域で完全なデジタルトランスフォーメーションを実現する。これからも、光学、機器、電子、コンピューティング技術を中核として関連製品とソリューションを提供する一流大手企業を目指して努る。
株式コード：600071
